山と旅行の紀行文

旅行と登山が大好きです。当ブログを読んだ方が、思わず訪れたくなるような、そんなブログを目指してます。

【宮之浦岳】屋久島縦走の旅①(屋久島上陸と島内観光)

昨日は鹿児島の点天文館周辺のホテルに一泊

 

今日はいよいよ、屋久島に上陸します。

 

屋久島への上陸方法には大きく分けて3つの方法があります。

 

①飛行機

大阪の伊丹空港などから直通便を使う(もしくは鹿児島・福岡からトランジット)。

※なお、この記事を書いている時点では、東京から屋久島への直通便は存在しないようです。

 

②フェリーを使用する

概ね4時間程度で屋久島に到着します。運賃は時期にもよるようですが、行きは5,600円(帰りは5,100円)となります。時刻表は以下にサイトをURLを張り付けておりますので、そちらでご確認ください。

 フェリー屋久島2HP

 

ジェットフォイルを使用する

高速船のようなイメージです。概ね3時間程度で鹿児島から屋久島まで運航しています(フェリーより一時間程度早い)。さらに、こちらであれば一日に何便も運航しているため、鹿児島の到着時刻に合わせて便を決定できます。

ただし、片道運賃(鹿児島→屋久島)は大人11,600円です。また、繁忙期などは予約は必須でしょう。

こちらも、サイトのURLを貼っておきますので、最新の運賃・運行情報等は、そちらでご確認ください。

運賃・時刻表 -トッピー&ロケット (tykousoku.jp)

 

結論からいうと、私の場合は、行きは②を使用し、帰りは③を使用しました。

 

フェリーについては、一番時間のかかるアクセス方法になるので、屋久島での滞在時間を有効に活用したいのであれば、①・③が当然の選択肢と言えそうです。

 

しかし、せっかくの長期休暇ということもあり、のんびりフェリーで屋久島へ向かうこととしました。

 

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鹿児島本港新町の南ふ頭から、フェリーに乗船します。8:30出航なので余裕があります。ここから4時間程度の船旅です。

 

乗船券については、乗り場のすぐ近くにある旅客ターミナルで当日でも購入が可能です(船のキャパが大きく、予約等は不要かと思いますが、大型連休中などは確認したほうが良いかもしれません。)。

 

乗り場等の詳細情報については、以下からどうぞ。

フェリー屋久島2 公式ホームページ(折田汽船株式会社) - 乗り場情報 (ferryyakusima2.com)

 

そんなこんなでいよいよ乗船です。

 

長い汽笛の後、ゆっくり船が動き出します。

 

 

特に縁もゆかりもない鹿児島に別れを告げます。

 

洋上から見ると鹿児島も栄えてるんだなと実感。

 

鹿児島のシンボルである、桜島とも、しばしのお別れです。

一人旅の外国の方がとても絵になっていたので、写真を撮らせていただきました。

 

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ちなみに、二等料金のみの乗船であればこのようなスペースで雑魚寝しながら

屋久島へ向かうこととなります。

別途料金を支払えば個室もあるので、優雅な船旅を満喫したい場合はそちらをどうぞ。

 

ただ、30歳を迎える直前になっても、なお、じっとしていられない性分のため、さっそく船内の探検に出かけます。

 

 

まずは、デッキに出てみます。霞がかかっていますが、気持ちの良い天気でした。

 

ゲームコーナーもございます。いつの時代のものかわからない景品が陳列されていました。

 

船長さんでしょうか?

 

ウミガメの水槽も設置されています。

 

以外にかわいい顔をしています。

 

写真ではうまく映せませんでしたが、船からはトビウオが元気に飛び回るさまも観察できます。

 

写真は割愛していますが、漫画も大量に置いてあったり、軽食が食べられるイートインスペースがあったりと充実した船内でした。

 

そして、探検に飽きたらボーっとしていました。

 

「船の中で4時間もどうやって過ごすんだよ。」なんて思われるかもしれませんが、以上のように「屋久島2」の中はいたせりつくせりです。

屋久島への観光を検討している方は、是非、検討してみてはいかがでしょうか。

 

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そんなこんなしていると、いよいよ屋久島が見えてきました。

初の屋久島上陸に心が躍ります。

 

屋久島最大の港、宮之浦港に到着です。

 

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明日から、ようやく宮之浦岳に登山しますが、開始地点となる淀川登山口に近い、安房地区へと移動します。

 

屋久島島内の移動は基本的にはバス移動となります。

島の外周に沿ってバスが運行していいるので、行先とは逆側にさえ乗らなければ、簡単に目的地にたどり着ける印象でした(実際、特段下調べをしなかった自分でも、島内宿泊中は迷うことはありませんでした。)。

時刻表などは以下からどうぞ。

路線バス | 屋久島 まつばんだグループ (yakushima.co.jp)

 

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宮之浦港」から「安房港」までバスで40分ほどで到着します。

安房港」の前には、品揃えが屋久島一(と知人から聞いている)、「ショッピングセンターばんちゃん」があります。

 

飛行機でのアクセスが必要な場合は、ここでガスカートリッジ等を購入できます。

その他、登山者を意識した商品がいくつか並んでいました。

 

忘れていましたが、屋久島到着記念の儀式をしていなかったので、安房港の前の石碑で記念写真です。

 

そこから歩いて、本日、宿泊するホテルにチェックイン後、

 

安房地区の散策に出かけます。

 

安房地区ではかわいいイラストがお出迎えしてくれました。

地元の安房小学校の生徒さんの作品でしょうか。

 

観光向けの施設しかないと思ってましたが、地元の方向けのチェーン店も出店しいていびっくりしました。さすがに、屋久島まで来て、モスバーガーは食べませんでしたが。

 

パチンコ店なんかもありました。

 

地元密着の本屋さんです。島民の要望に応えて本を取り寄せているようでした。

 

安房川です。

 

一時間程度、ぼーっと川を眺めていました。

多忙を極めた都内での日々から離れて離島でぼーっとしていると、いやなことも忘れることができました。

 

慣れない東京での仕事、慌ただしく働く周囲の人たちに早く溶け込むべく必死で働いていたのが、なんだか遠い昔のように感じられました。

 

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山カフェなるものを発見したので入店してみます。

 

女性のオーナーさんが一人営業しているお店でした。昼間は喫茶店で、夜はおでんバーになるとのことでした。

夜も興味がありましが、どうしても行きたいお店を予約してい

たので残念ながら訪れることができました。

とても素敵な雰囲気のカフェでしたので、安房に訪れた方は、是非、訪れてみてください。

 

本沸寺という高台にあるお寺です。

 

安房地区を見渡すことができます。

 

そして、最後にどうしても訪れてみたかったのが、「屋久島いその香り」です。

人気店のようで、予約しないと入店できない可能性があります。

 

屋久島近海で獲れる地の魚料理が楽しめるお店です。

なんといっても、トビウオ一匹を丸々揚げたてんぷらなんかは、ここでしか食べられないではないでしょうか。

すごい形相で睨みつけられています。

 

大変満足でした。

 

こうして、旅の二日目は終了です。

 

明日から、やっと宮之浦岳に挑戦します。

 

もう少しお付き合いいただけますと幸いです。